2001年3月27日朝
いつものように忙しく仕事に出かける準備をして歯を磨いていた時に突然
おかしい......
口がしびれて殺気というのを感じました。
フラフラしながら主人に電話。
後の事は、よく覚えていないです。
薄覚えに病院のベットの中で
“私は何をしているのだろう......”
そのくらいで、ほとんどの事は、それこそ夢の中でした。
後日、主人に聞くところによると2日間くらい寝ていた...らしいです。
救急病院での約1ヶ月間、意識はありましたが
今、思い出せる事といえば
毎日誰かがお見舞いに来てくれ中には泣き出す人もいました。
その時、私は
“どうして......こんなに元気なのに大丈夫なのに......”
と思いました。
事の重大さを自分自身、まだ把握をしていなかったと思います。
辛かった事といえば、トイレに行く時に看護師さんを呼ばなくてはならない事。
そう考えると今では一人で自由にトイレに行けるのだから感謝しなくては......
と今、又自分に言い聞かせています。
救急病院の次はリハビリ病院へ
このリハビリ病院での約5ヶ月間も本音を言うと
あまり思い出したくありません。
事の重大さがわかってきて辛くて寂しくて
どうしたらいいのかわからず
これからどうなるのか不安で不安で毎日泣いてばかりでした。
次にリハビリ病院からリハビリ訓練センターへ8ヶ月間の入所。
入院・入所で1年と2ヶ月間自宅を離れこの間私は
不安と孤独との戦いだったように思います。
そして私は、ずっと鬱状態でした。
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